田辺新監督 “仏”から鬼になる「プロの世界を勘違いしている」

[ 2014年10月18日 05:30 ]

トンボを手に練習を見る田辺新監督

 宮崎フェニックス・リーグを視察中の「仏」の西武・田辺新監督が「鬼」になる。

 16日のオリックス戦で走塁中に右太腿裏を痛めた体重105キロの巨漢ルーキー山川がこの日、埼玉県所沢市内の病院で検査を受けるために帰京。食事制限もしない新人に、指揮官は「プロの世界を勘違いしているところがある」と厳しい言葉を投げ掛けた。

 「おかわり2世」の異名を取る山川は今季、イースタン・リーグで本塁打王に輝いた。期待の大砲だけに、指揮官は「下半身を鍛えて、再発しないように治すしかない」と落胆も大きかった。今秋キャンプでは伊原前監督が廃止した早朝、夜間、休日練習も復活させる。「秋は質より量。コーチには妥協は許さないと伝えてある」と言い切った。

続きを表示

2014年10月18日のニュース