ロイヤルズ　優勝決定Ｓ４連勝の“呪縛”を解けるか

２９年ぶりのワールドシリーズ進出を決めて歓喜のロイヤルズナイン　（ＡＰ）

ア・リーグ優勝決定シリーズ第４戦 ロイヤルズ２―１オリオールズ

（10月15日 カンザスシティー）
　１５日（日本時間１６日）にカンザスシティーで行われたア・リーグ優勝決定シリーズ第４戦でロイヤルズはオリオールズを２―１で下し、４連勝でワールドシリーズ進出を決めた。

　しかし、その歓喜に水を差すようなようなデータがある。ア・リーグ優勝決定シリーズが８５年に７回戦制になってからこれまで４度、４連勝でワールドシリーズへと進出した例があるが（８８年、９０年のアスレチックス、０６年、１２年のタイガース）、その４度ともすべてことごとくワールドシリーズで敗退しているのだ。

　それでも、ワイルドカードから始まったポストシーズン８連勝はメジャー史上初と勢いのあるロイヤルズ。８５年以来の２９年ぶり３回目のワールドシリーズは２１日（日本時間２２日）、ホームであるカウフマン・スタジアムで幕を開ける。