ジャイアンツファンが沸いた!あの大物ゲストが始球式に登場

[ 2014年10月16日 14:48 ]

試合前のセレモニアルピッチを行ったバリー・ボンズ氏 (AP)

ア・リーグ優勝決定シリーズ第4戦 ジャイアンツ6―4カージナルス

(10月15日 サンフランシスコ)
 15日にサンフランシスコで行われたナ・リーグ優勝決定シリーズ第4戦の試合前、あるサプライズゲストが登場してホームのジャイアンツファンが大きく沸いた。

 762本というメジャー通算最多本塁打を記録したバリー・ボンズ氏(50)がセレモニアルピッチを行うためにファンの前に姿を現したのだ。

 8日に左臀(でん)部の手術を受けたばかりのボンズ氏はカートを使ってレフト方向からグラウンドに登場。そして、松葉づえを使ってマウンド前方へ移動すると、観衆からの大きなバリーコールを浴びながら捕手役を務めたジャイアンツのロモ投手へストライク投球を見せた。

 93年にパイレーツから移籍して07年に引退するまで、15年間のジャイアンツ在籍中、586本の本塁打を放ったボンズ氏は「ジャイアンツファンの熱狂ぶりは知っているよ。今は自分もそのファンの一人。勝ってほしいね。ジャイアンツは常勝軍団だから」と語り、終始笑顔が絶えなかった。

 試合はそのボンズ氏の願いが通じたのか、ジャイアンツが6―4でカージナルスに勝利。シリーズを3勝1敗として2年ぶりのワールドシリーズ進出に王手を懸けた。

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