大久保新監督1軍でも「1000本ノックあり」 デーブ流提案連発

[ 2014年10月16日 07:04 ]

ノックをする大久保新監督(中央)

 楽天の大久保新監督がコボスタ宮城での秋季練習に合流し、新体制がスタートした。

 前日の就任会見から一夜明け、練習開始前の円陣で「もう一度、このユニホームを去年のように日本一のユニホームにしよう」とあいさつ。練習中は自らノックするなどグラウンドを動き回った。今季も代行で指揮を執った経験もあり「いつものメンバーでいつも通りにやれた」と充実した表情を見せた。

 最下位に沈んだチームを立て直すため、「デーブ改革」を披露。「1軍でも守備が課題の選手なら、1000本ノックにトライしてもいい」と今秋の倉敷、来春の沖縄・久米島キャンプなどで過酷なメニューを課す意向を示した。2軍監督だった今季は5月から約2カ月2軍暮らしが続いた塩見に約2時間30分で1400本のノックを受けさせた。それを例に挙げ「その後に下半身が安定した。医学的に効果がある、と言う大学の先生もいる」と説明した。

 さらに「選手には“目標を紙に書いて部屋に張れ”とも言った。3行日記もいい。書くことで課題が明確になる」と初日から改革案を連発した。

 ▼楽天・嶋 星野(前)監督も大久保監督も守りを重視される方。課題を持って練習に臨みたい。

 ▼楽天・則本 チームとしてトップが決まるのはいいこと。

続きを表示

この記事のフォト

2014年10月16日のニュース