元阪神のボーグルソン粘投!ジャイアンツ リーグ優勝決定Sへ

[ 2014年10月9日 05:30 ]

祝勝会でペンス(右)らとはしゃぐボーグルソン(AP)

ナ・リーグ地区シリーズ第4戦 ジャイアンツ3―2ナショナルズ

(10月7日 サンフランシスコ)
 大リーグのプレーオフは7日(日本時間8日)、ナ・リーグ地区シリーズ(5回戦制)第4戦2試合が行われた。ジャイアンツは阪神、オリックスでプレーしたライアン・ボーグルソン投手(37)が6回途中1失点の好投。ナショナルズに競り勝ち、3勝1敗で2年ぶりのリーグ優勝決定シリーズ進出を決めた。

 ジャイアンツの先発ボーグルソンが5回2/3を2安打1失点。自身に白星は付かなかったが、地区シリーズ突破を決める原動力となり、ブルース・ボウチー監督も「期待通りの投球。流れを呼んでくれた」と絶賛した。

 2回1死一、二塁では、三塁前に絶妙な送りバント。これが内野安打となり、先制の2点を呼び込んだ。「大舞台が好きなんだ」と胸を張った37歳右腕。12年にもポストシーズン4試合で3勝0敗、防御率1・09と活躍し、ワールドシリーズ制覇に貢献した。「制球力と精神的な強さは、今でも自分を支えている」と日本球界での経験を存分に生かしている。今後は中継ぎに回る可能性もあるが「チームのために、どんな仕事もこなす」と、フォア・ザ・チームの精神を強調した。決勝点は7回、相手の暴投でもぎ取った。3勝は全て1点差。それだけにボーグルソンの粘投が光った。

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2014年10月9日のニュース