先輩おかわりの眼前で決勝打の森「大阪桐蔭として誇り持ちたい」

[ 2014年10月3日 21:30 ]

<楽・西>インタビューを終えファンの声援に応える西武・森

パ・リーグ 西武7―4楽天

(10月3日 コボスタ宮城)
 西武は今季最終戦をルーキー・森のバットでものにした。

 1―4と3点を追う7回に代打・中村の34号3ランで同点に追いついた西武は続く8回、無死一、二塁の場面で「それまでの打席で打てていなかった。最終戦ということもあり、何とか打ちたかった」という森が打席に入り、「三振だけはしたくない」と楽天3番手のクルーズから勝ち越しとなる左中間への2点適時二塁打を放った。

 7回に大阪桐蔭の先輩である中村の同点3ランを目の前で見せつけられていたが、「自分もホームランを打ちたいという気持ちはあったが、それよりも勝ち越すことが大事だと思った」と8回の打席を振り返る森。

 この試合で西武が挙げた7得点のうち、6得点を中村、岡田、そして森の大阪桐蔭出身選手が叩き出した。「お互いよいところを見せ合えた。大阪桐蔭として誇りを持ちたい」。そう力強く語るルーキーは「来季こそは上位に入れるように頑張りたい」と目を輝かせた。

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2014年10月3日のニュース