ソフトB後藤オーナー代行に聞く「毎年毎年、素晴らしい選手は獲り続けないと」

[ 2014年10月3日 05:30 ]

<ソ・オ>優勝を決めて喜ぶ(左から)孫オーナー、王球団会長、後藤オーナー代行
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 【ソフトバンク・後藤オーナー代行に聞く】

 ――大型補強は成功か。

 「成功だと思う。残念なことにケガ人が出た。補強がなかったら大変だった。高いレベルで競争ができているから(控えの)選手たちの力も高めていけたんじゃないか」

 ――今後の球団運営、強化方針に変更は。

 「選手の獲得予算はつくるべきではない。青天井でいいと思っている。今いる選手の年俸もマーケットが決めること。非上場会社が上場すれば株価がつく。FA(フリーエージェント)権を取るのは選手が上場したということ。市場の評価に上乗せするぐらいのものを出すことで、選手との信頼関係ができると思う」

 ――球界参入10年。さらに10年先の構想は。

 「“ソフトバンクホークス”のブランドは日本中に浸透したと思うが、どこの球場でも、うちのファンで半分くらいを埋めるようにしたい。めんたいこ(のような存在)を目指している」

 ――秋山監督の評価は。

 「素晴らしい。勝つために何をすべきかにフォーカスしている」

 ――理想のチーム像は。

 「ほかの11球団にソフトバンク出身の選手が結構いて、みんな活躍しているという状況。そのときのソフトバンクは本当に強いチームになっていると思う。世界一の球団にするとはそういうこと。補強も、毎年毎年、素晴らしい選手は獲り続けないといけない」

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2014年10月3日のニュース