混セ抜け出し3連覇の原巨人 光った“ここ一番”の勝負強さ

[ 2014年9月26日 22:25 ]

<D・巨>リーグ3連覇を決め胴上げされる巨人・原監督
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セ・リーグ 巨人6―3DeNA

(9月26日 横浜)
 今季79勝目でリーグ3連覇を果たした巨人。交流戦期間中の6月8日に首位に立つと、その後は一度も陥落することなくゴールへと駆け抜けた。負ければ首位陥落のピンチは5度あった。だが、2位・阪神と0・5差で直接対決した8月13日に勝利(5―1、勝ち投手・小山)するなど5戦全勝。ここ一番での勝負強さは際立っていた。

 優勝マジック点灯は9月4日。原監督にとって3年連続5度目のマジックも、09年8月27日を超える最も遅い点灯だったことが、今季の“混セ”を物語っている。翌5日のヤクルト戦(神宮)に敗れ、わずか1日でマジック消滅。それでも11日の阪神戦(甲子園)に勝利してマジック「16」を再点灯させると、一気にラストスパートをかけた。

 勝負の9月に強さを発揮した。25日までの21試合で15勝6敗。これに対しV争いのライバルとなった広島は10勝11敗(対巨人1勝5敗)、阪神は9勝12敗(同0勝3敗)と失速した。

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