広島・内田2軍監督今季限りで辞任「僕は監督より打撃コーチ」

[ 2014年9月24日 07:12 ]

ウエスタンリーグの今季全日程を終え、ナインに退任あいさつする広島・内田2軍監督

 広島の内田順三2軍監督(67)が今季限りで辞任することが23日、明らかになった。この日のウエスタン・今季最終ソフトバンク戦(由宇)は3―3で規定により9回引き分け。終了後、ナインに「最終戦をもってカープを離れることになった」とあいさつした。24日にも正式発表される。後任は未定。

 今季はソフトバンクと2強を形成。60勝37敗7分けで3差(23日現在)の2位に終わったものの、最後まで優勝争いを演じた。「力を付けるには勝つことが一番。今年は次世代の育成と1軍のスタンバイが連係できたと思う」。若ゴイを鍛え上げる一方、福井、中崎、戸田、鈴木誠らを戦力として1軍に供給してきた。

 69年ドラフト8位で駒大からヤクルト入り。日本ハム、広島で13年に渡ってプレーし、引退後は広島、巨人で長く打撃コーチを務めた。2軍監督は3年目。区切りとして16日、球団に申し出を了承された。ユニホームを着る生活は今年で45年目だが、「ボクは監督というよりも打撃コーチ。体はまだまだ元気だから、求められれば」と語った。

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2014年9月24日のニュース