済美新監督に乗松氏 84年松山商で甲子園

[ 2014年9月14日 05:30 ]

済美の野球部監督に就任し、記者会見する乗松征記氏

 済美(愛媛)は13日、故上甲正典監督の後任に保健体育科教諭の乗松征記氏(47)が就任したと発表した。乗松新監督は「(上甲氏は)命を削りながら指導にまい進された。その遺志を受け継ぎ、選手を再び日の当たる場所に連れていきたい」と抱負を語った。8月に部内で悪質ないじめがあったことが発覚。日本学生野球協会から1年間の対外試合禁止処分を受けたため、来夏の甲子園大会出場が絶望となり「心のケアをし、元気を取り戻したい」と話した。乗松監督は松山商(愛媛)時代の84年に春夏の甲子園大会に出場。夏は準々決勝で桑田、清原を擁するPL学園(大阪)に敗れた。

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2014年9月14日のニュース