マーリンズ主砲が死球で顔面裂傷 指揮官「チームのMVP失った」

[ 2014年9月12日 15:35 ]

マーリンズのジアンカルロ・スタントン外野手は顔面に投球を受ける (AP)
Photo By スポニチ

ナ・リーグ ブルワーズ2―4マーリンズ

(9月11日 ミルウォーキー)
 マイアミ・マーリンズの主砲、ジアンカルロ・スタントン外野手(24)が11日のブルワーズ戦で顔面に死球を受け、救急車で病院に搬送された。

 スタントンは5回の第3打席、ブルワーズ先発のフィアーズが2球目に投じた140キロのストレートをまともに顔面に受けると、打席内に倒れ込んだ。

 顔を手で覆ったまま動かないスタントンにベンチから血相を変えてトレーナーとレドモンド監督がすぐさま駆け寄る。指揮官は「口からひどく出血していた」とその凄惨な状況を説明。

 顔面裂傷を負ったスタントンはその後、球場内にまで入った救急車でミルウォーキー市内の病院に搬送され、試合を離れた。

 スタントンの37本塁打、105打点はともに現在ナ・リーグトップの成績。レドモンド監督は「状態はよくないようだ。我々はチームのMVPを失った」と顔を曇らせ、死球を与えた直後にショックのあまり頭を抱えたフィアーズは自身のツイッターで「本当に申し訳ない」と謝罪した。

続きを表示

この記事のフォト

2014年9月12日のニュース