森ヘッド退場もナインに伝わった!中日 広島戦連敗6で止めた

[ 2014年9月12日 05:30 ]

<広・中>8回無死一塁、抗議による遅延行為で監督代行の森ヘッド(右)が退場処分に。捕手は谷繁兼任監督

セ・リーグ 中日2-1広島

(9月11日 マツダ)
 執念の連敗ストップだった。2―1の8回無死一塁の守備で、小窪の捕前の送りバントを中日・谷繁が素早く二塁に送球し、2―6―3の併殺が完成したかに見えたが、判定はファウル。プレー中だった兼任監督に代わり、監督代行の森ヘッドコーチが猛抗議し、遅延行為で退場に。

 辻内野守備走塁コーチが「代行の代行」を務める珍事となったが、必死で逃げ切り広島戦の連敗を6で止めた。

 森ヘッドは「何もしゃべらない」とだけ話して帰りのバスに乗り込んだが、この試合にかける意気込みはナインに伝わった。6回1/3を8安打1失点という粘りの投球で8勝目を挙げた大野は「走者を置いた場面で降板してしまったけど、後ろの投手が抑えてくれたし、野手の方も含めた全員の勝利だと思う」とチームの気持ちを代弁した。

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2014年9月12日のニュース