マー君 16日実戦登板へ 最終調整の舞台は教育リーグ

[ 2014年9月12日 05:30 ]

<ヤンキース・レイズ>キャッチボールを行う田中

 右肘を痛めて故障者リスト(DL)入りしているヤンキースの田中将大投手(25)が、15日(日本時間16日)にキャンプ地のフロリダ州タンパで実戦に登板することが決まった。

 実戦を想定した打撃練習(シミュレーションゲーム)の登板から一夜明けた10日(同11日)、ジョー・ジラルディ監督が「状態はいい。12日(同13日)にブルペンで投げた後、15日にタンパのマイナー施設で投げる」と発表した。

 指揮官は残り1回の実戦的な投球を経てからメジャーに復帰させる意向を表明。田中も前日の投球後に「投げている感覚が、試合レベルのものになってきた」と手応えを口にした。最終調整の舞台はフロリダの教育リーグで、球数を60~70球程度まで増やすのが最大の目的だ。順調なら、15日から中4日の登板間隔を経て20日(同21日)のブルージェイズ戦でメジャーに復帰することが可能。しかし、右肘の状態を確認しながら進める上で、現在は中5日の調整で動いているため、21日(同22日)の同戦に臨む可能性が高そうだ。

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2014年9月12日のニュース