谷繁采配ズバッ!代打・谷が貴重な追加点「どんな形でも結果を」

[ 2014年9月7日 17:53 ]

<中・神>7回2死二塁、代打・谷が適時二塁打を放つ

セ・リーグ 中日2―0阪神

(9月7日 ナゴヤD)
 1点リードの7回1死二塁、中日・谷繁兼任監督は自らが一邪飛に倒れて2死になると、そこまで3安打無失点と好投していた雄太に代えて代打・谷を告げた。

 8月23日の巨人戦(東京D)の3回に左翼線二塁打を放った後、7試合13打席ヒットのなかった谷だが、2ボール1ストライクからの4球目、甘く入ったスライダーを叩き、左中間への適時二塁打。

 「何とか追加点と思って打席に入った。最近、ヒットを打っていなかったので、どんな形でも結果を出したかった」。6勝目をマークした雄太とともにお立ち台に立った谷は気迫の一打だったことを強調した。

 左腕の岩貞に対し、中日ベンチは右の谷だけでなく、左の小笠原にも準備をさせ、阪神ベンチをけん制。勝負所で貴重な追加点を挙げた指揮官は「向こうの動きを見ながらね。谷がいいだろうという判断だったけど、よく打ってくれた」とうなずいた。

続きを表示

2014年9月7日のニュース