おかわり　“同僚との争い”には興味示さず　目標はまた福岡で試合

＜ソ・西＞８回無死一、二塁、右中間２点適時二塁打を放つ中村

パ・リーグ 西武６―３ソフトバンク

（9月7日 ヤフオクＤ）
　中村の逆転打で西武が連敗を２で止めた。

　２―３と１点を追う８回、この回からマウンドに上がった２番手の五十嵐を攻めて無死一、二塁の場面を作ると、中村が右中間への２点適時二塁打を放ち、一気に逆転に成功した。

　「必死につないくれたので、何とか１点でも取りたいという思いで集中して打席に入りました」。渡辺が四球を選び、浅村の右前打で回ってきた８回の打席を中村はそう振り返り、「コンパクトに何とかバットに当てよう」と五十嵐が５球目に投じた１４６キロのストレートを弾き返し、右中間への逆転打。

　「とにかく勝つことだけを考えている」という中村はチームメートであるメヒアとのし烈な本塁打王争いについても「特にないですね」と個人記録に興味を示さない。

　この日は今季最後の福岡での試合。「レギュラーシーズンでの福岡での試合は終わりですが、ＣＳでまた来られるように頑張ります」。中村はファンの前ではっきりとＣＳ出場への意欲を示した。