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京大149キロ腕がプロ希望表明「僕は野球エリートじゃない」

プロ入りの希望を明らかにした京大・田中

 京大の149キロ右腕・田中英祐投手(22)が6日、関西学生野球の秋季リーグ・関大戦(ほっと神戸)後にプロ志望を表明した。

 この日は延長12回、177球の力投で被安打9の13奪三振。3失点にまとめた。勝敗はつかなかったが、最速146キロを計測。試合後に「プロ志望届を出します」と迷いなき決意と気概を示した。

 「僕は野球エリートじゃない。学業と野球を両立してきた。小・中・高とそういう人はいると思う。僕と同じような境遇の方が僕を見て何かを感じてくれればと思いました。どれだけ通用するのか。(自分で)未来を開くことができれば」

 8月23日のプロアマ交流戦・阪神戦の登板が転機となった。7回6失点だったが、猛虎のユニホームによって、自身のハートに火をつけられた。「自分の頑張り次第。明確な自信はないけど、ああいうユニホームを着た方たちに投げる感覚が分かった。あれだけの人の前で投げることができた。(秋に)いい結果を残し、自信をつけたい」と言い切った。

 この日は視察に訪れたスカウトはいなかったが、開幕戦の立命大戦には阪神、楽天、中日など6球団12人のスカウトが集まり注目度の高さをうかがわせた。1年生の時から密着する阪神・池之上格スカウト課長は以前に「技術、素材はプロのレベル。力任せではなく、考えて投球できている」と評価するなど、他球団も興味を抱いており、獲得に向けた調査がさらに熱を帯びるはずだ。

 観戦した父・克則さん(52)、母・昌美さん(46)には8月30日の夜に決意を伝え「地獄を見てこい!」と背中を押してもらった。「もがいても結果が出なくても、その姿を見て誰かが何かを感じてくれると思う」。京大史上初のプロ野球選手誕生へ―。田中がその扉を開く。

 ◆田中 英祐(たなか・えいすけ)1992年(平4)4月2日生まれの22歳。兵庫県高砂市出身。米田西小4年から「塩市少年野球団」で野球を始め、三塁手、外野手、捕手を経験。白陵中で投手に。白陵高では1年秋からエースも、2年夏の県大会3回戦進出が最高。京大では1年春から登板し、リーグ戦通算7勝28敗。50メートル走6秒7、遠投110メートル。1メートル80、75キロ。右投げ右打ち。

[ 2014年9月7日 05:30 ]

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