国学院大8季ぶりVへ打倒・亜大「差はあと少しじゃない」

[ 2014年9月3日 05:30 ]

2日組・東都・打倒亜大を掲げ、秋季リーグ戦優勝に闘志を燃やす国学院大の柴田(左)と山下主将

 東都大学野球の秋季リーグ戦が3日、神宮球場で開幕する。春季リーグ戦であと一歩で優勝を逃し、亜大の6連覇を許した国学院大は「打倒・亜大」を合言葉に10年秋以来、8季ぶりのリーグ制覇を目指す。リードオフマンの山下幸輝主将(4年)と今夏のハーレム国際大会に出場した3番の柴田竜拓内野手(3年)がチームを引っ張り、「戦国東都」を勝ち抜く。

 今季こそ、うれし涙を流す。春の最終週。国学院大は初戦で亜大に勝ち、王手をかけながら連敗して逆転優勝された。山下主将は「みんなが泣いたのを初めて見た。(亜大との差は)全然あと少しじゃない。大きな差がある」と振り返った。3番を打つ柴田がキーマンだ。今夏のハーレム国際大会に日本代表で出場し、遊撃で最優秀守備選手のタイトルを獲得。「例えば打席でちょっと後ろ寄りに立ってみようとか考えたり、いろんな人の話を聞いて幅が広がった」という。初戦は9日・中大戦。柴田は「まずは優勝して、目標の日本一」と言葉に力をこめた。

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2014年9月3日のニュース