豊田大谷の野球部前監督 部員への暴行で諭旨免職処分

[ 2014年9月3日 05:30 ]

 私立豊田大谷高(愛知県豊田市)は2日までに、野球部員を殴ったなどとして暴行罪で起訴された同校職員で前野球部監督の川上貴史被告(34)を諭旨免職処分にした。処分は1日付。

 同校は「体罰に厳しく対処した。本人に辞職の意向もあった」としている。川上被告は事務職員として勤務、逮捕翌日の8月1日、監督を解任されていた。

 起訴状などによると、川上被告は昨年7月、学校のグラウンドで練習中、当時1年の男子部員が疲れて座り込んだとして、顔や頭を殴ったり、脇腹を蹴ったりしたとしている。被告の弁護人は「罰するだけの違法性はない」として無罪を主張している。

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2014年9月3日のニュース