ライアン小川“因縁”甲子園で快投「守りに入ったらダメ」

[ 2014年8月31日 22:11 ]

<神・ヤ>今季7勝目を挙げファンの声援に応える小川

セ・リーグ ヤクルト4―2阪神

(8月31日 甲子園)
 ヤクルト小川が強い気持ちで今季7勝目を引き寄せた。「気持ちで粘った。必死に投げたことがよかった」と8回1失点の内容を笑顔で振り返った。

 6回まで散発3安打無失点と完璧な内容。それでも7回1死からゴメスに22号ソロ本塁打を浴びると、続くマートンには左前打、福留に四球を許すなど2死一、三塁とピンチを迎えた。

 「守りに入ったらダメ。開き直らなければ」と直球で押して代打・関本を空振り三振に仕留めて雄叫び。8回にも走者を出したが鳥谷を空振り三振に抑えて派手なガッツポーズを披露した。

 4月18日の甲子園での阪神戦で打球を受け、右手有鉤骨鉤(ゆうこうこつこう)を骨折、戦列を約3カ月間離れた。そんな因縁の場所での快投。試合後は「ケガでいろいろな経験をした。甲子園に戻ってこられたことに感謝です」と感慨深げだった。

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