50回709球を投げ切った中京・松井「優勝して疲れ吹き飛んだ」

[ 2014年8月31日 16:27 ]

<中京・三浦学苑>優勝し、マウンドでガッツポーズをする中京・松井

第59回全国高校軟式野球選手権大会決勝 中京2―0三浦学苑

(8月31日 明石トーカロ球場)
 崇徳との準決勝で延長50回、709球を1人で投げ抜いた中京のエース松井大河(3年)が決勝でも好救援を見せた。

 死闘から約2時間後にスタートした三浦学苑との決勝ベンチスタート。だが、0―0の4回1死二、三塁のピンチを迎えるとマンウドへ。このピンチを捕手からのけん制と投ゴロで切り抜けると、8、9回に6連続三振を奪うなど5回2/3を1安打無失点と好投。味方が6、7回に1点ずつ奪い、2年ぶりの全国制覇を果たした。

 大黒柱は「苦しい試合が続いたけど、優勝して疲れも吹き飛んだ」と喜び、「野手のみんなが守ってくれ、ずっと声も掛けてくれたので、信じて投げることができた」と仲間への信頼を口にした。

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2014年8月31日のニュース