鳴り物応援再開の広島 打線爆発12点!“一丸”選手会長がV打

[ 2014年8月27日 05:30 ]

<広・ヤ>2番手で力投した戸田(右)の手を掲げる梵

セ・リーグ 広島12-6ヤクルト

(8月26日 マツダ)
 3点差に追い上げられて迎えた7回2死走者なし。広島・梵はファウルで粘った10球目を左翼線に二塁打し、代打・小窪の3点打を呼んだ。

 12点大勝にあってダメ押し劇を呼ぶ1本は今季3度目の3安打。「たまには猛打賞もいいかな…と。出塁することしか考えていなかった。小窪がチャンスで打ってくれ、チームのムードが高まった」

 広島市内を襲った未曾有の土砂災害で自粛していた鳴り物入り応援が再開された、夏休み最後の地元3連戦の初戦。初回はロサリオの2点左前打で同点とし、さらに無死満塁で梵が放った投手強襲の内野安打が決勝点となった。

 2位・阪神に0・5差と迫り、首位・巨人を3差で追うV戦線。「勝ち負けが出てくることだけど、選手個人としては、できることをしっかりやりたい。一番上を目指してやりたい」。頼もしい選手会長が一丸のチームの中心にいる。

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2014年8月27日のニュース