和田 7回先頭打者に一発浴びるまで無安打「いつか打たれるだろうと」

[ 2014年8月25日 08:18 ]

オリオールズ戦の7回途中、マウンドでレンテリア監督(右)にねぎらわれ、笑顔を見せるカブス・和田

インターリーグ カブス2―1オリオールズ

(8月24日 シカゴ)
 カブスの和田毅投手(33)が24日(日本時間25日)、本拠地で行われたインターリーグ、オリオールズ戦に先発し、7回途中1失点で4勝目(1敗)を挙げた。

 6回まで無安打投球。7回に先頭のピアースに初安打となる左越え14号ソロ本塁打を浴び、次打者を打ち取ったところで交代を告げられた。オリオールズでの2年間は、左肘を手術した影響でメジャー登板がなく終わっただけに、交代の際には総立ちとなった観客の拍手を浴び「今までで一番の歓声で、逆に(古巣には)申し訳ない」と語るほどだった。

 6回1/3で92球を投げ1安打1失点、メジャー自己最多となる8三振を奪った和田は「ストレートが良かった」としながらも、「いつかヒットを打たれるだろうと思っていた。打たれた時は『ああ、やっぱりな』と思った」と語り、今後も「きょうのような投球ができればいい」と日に日に手応えを感じている様子。

 3回の打席ではメジャー初安打も放った。

 カブス打線は5回にアルカンタラの4号ソロで先制すると6回にもリゾの適時打で1点を追加して和田を援護した。投げては和田の後を受けたリリーフが無失点リレーで逃げ切った。

続きを表示

この記事のフォト

2014年8月25日のニュース