富山商 41年ぶり8強ならず…痛恨被弾「球が上ずった」

[ 2014年8月22日 05:30 ]

<日本文理・富山商>9回1死一塁、新井に痛恨の逆転サヨナラ2ランを浴び、泣き崩れる岩城(左)

第96回全国高校野球選手権3回戦 富山商5―6日本文理

(8月21日 甲子園)
 富山商は41年ぶりの8強はならなかった。

 一人で投げ抜いてきたエース森田に代打を送る攻撃が実り、8回に4点を奪って一時は逆転。しかし、2番手の岩城が土壇場で痛恨の一発を浴びた。日本文理には春の北信越大会決勝で7―2から逆転負け。その試合で先発した背番号10はリベンジならず、「緊張を楽しもうと思ったが、球が上ずった」とおえつを漏らした。森田は制球を乱したものの、鋭いスライダーで7回9奪三振。試合後には岩城を懸命にねぎらい、「岩城と一緒に切磋琢磨(せっさたくま)してきた。あいつがいなかったら、こんな投球はできなかった」と同じ3年生左腕に感謝の言葉を口にした。

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2014年8月22日のニュース