二松学舎大付、82年センバツ準V以来32年ぶりの甲子園1勝!

[ 2014年8月15日 17:12 ]

<二松学舎大付・海星>勝利し、好リリーフをみせた二松学舎大付・大江(右)と捕手の今村の1年生バッテリーがハイタッチ

第96回全国高校野球選手権大会2回戦 二松学舎大付7―5海星

(8月15日 甲子園)
 第96回全国高校野球選手権大会第5日は15日、甲子園球場で3試合を行い、2回戦に入った第3試合では、待望の初出場を果たした二松学舎大付(東東京)が3年ぶり17回目出場の海星(長崎)を7―5で破り、準優勝した1982年春以来32年ぶりとなる甲子園1勝をマークした。

 二松学舎大付は初回、1死から2番・北本が四球を選び、続く3番・竹原の送りバントが三塁手の悪送球を誘って二、三塁。4番・小峯の遊撃へのゴロの間に1点を先制すると、さらに安打と四球で2死満塁。ここで1年生の7番・今村が右前に適時打を放って2点を加え、3点リードを奪った。

 2回にも2死二塁から敵失で1点を追加した二松学舎大付は、直後に二松学舎大付は3回に6番・秦が高校通算57本目となる左越えソロ本塁打を放つなど5回まで毎回となる7得点。海星の激しい追い上げをかわして逃げ切った。

 海星は0―4で迎えた3回、9番・石場の一塁線を抜く二塁打から1番・中嶋、2番・高山の3連打で1点を返し、5回には打者10人で4得点を挙げたが、5回途中から登板した二松学舎大付の1年生左腕・大江にわずか1安打に封じられた。

 1982年春のセンバツで準優勝している二松学舎大付だが、夏は今大会が初出場。10連敗中だった東東京大会決勝で帝京を延長10回の末に5―4で破り、悲願の夏の甲子園初出場を果たしていた。

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