原貢監督の教え胸に凱旋 大脇監督「21年ぶり…とても感動」

[ 2014年8月15日 05:30 ]

<九州国際大付・東海大四>東海大四・大脇英徳監督(左)は完投した西嶋にウイニングボールを手渡す

第96回全国高校野球選手権1回戦 東海大四6―1九州国際大付

(8月14日 甲子園)
 打線は14安打6得点で西嶋を援護した。大河内は3安打1打点。2回には自らの送球ミスで先制のピンチを招いたが「失策をして目が覚めた」と4番の役目を果たした。小4年時に野球を教えてくれた父・力(つとむ)さん(享年40)が心筋梗塞で亡くなった。南北海道大会後に自宅の仏壇に手を合わせ、感謝の思いを伝えた。

 この日の活躍ぶりには「父の“力”があったのかな」と屈託なく笑った。東海大時代に5月29日に死去した原貢氏(東海大野球部名誉総監督)の教えを受けた大脇監督は「原監督には野球以外も学んだ。21年ぶりですか…。とても感動です」と頬を緩めた。

 ▼葛西紀明(東海大四OBで14年ソチ五輪スキー・ジャンプ銀メダリスト)甲子園1勝おめでとう。間違いなく、絶対にやってくれると思っていた。強い雰囲気があったし、オーラを感じた。大阪は暑いから僕が贈ったアミノバイタルを飲んでパワーをつけ、次も勝ってほしい。日本一を目指して頑張って。

 ▼原田雅彦(東海大四OBで98年長野五輪スキー・ジャンプ金メダリスト)甲子園で久しぶりの1勝はうれしい。ピッチャーがいい。(日本ハム)多田野投手のようなスローボールは甲子園を沸かせますね。東海大四らしい、伸び伸び野球で頑張ってほしい。

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2014年8月15日のニュース