能見 2カ月半ぶり勝利に「勝ちがついてよかった」タイムリーも

[ 2014年8月9日 18:25 ]

<神・広>能見は6勝目をあげ呉昇桓(右)からウイニングボールを笑顔で受け取る

セ・リーグ 阪神5―4広島

(8月9日 京セラD)
 阪神の能見が7回5安打1失点と好投し、5月24日以来2カ月半ぶり、9試合ぶりとなる6勝目を挙げた。

 交代後、安藤がまさかの乱調で1点差まで詰め寄られたこともあり、ホッとした表情を見せた能見は「チームに迷惑をかえてばかりだたので、勝ちがついてよかった。これまでは先に点を取られることが多かったけれど、きょうは粘り強く投げられたと思う」と笑顔を見せた。

 この日は今季、先発では4試合目となった清水とのバッテリー。4回には2人でタイムリーを放つなど、攻撃面でも勝利に貢献した。能見はお立ち台で「(清水と組んだ)開幕戦で10失点という申し訳ない結果だったので、いつもそうですけど、コミュニケーションを取って臨みました」と語れば、清水も「能見さんとバッテリーを組んで、必ず勝ちたいと思いました」と顔を上気させた。

 和田監督も「何とか能見に勝ちがついた」とエースの久々の勝ち星が、首位・巨人と0・5差に迫る大きな勝利となったことがうれしそう。「清水と能見のタイムリーが大きかった」とほめていた。

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