阪神 首位・巨人に0・5差!能見 2カ月半ぶり白星

[ 2014年8月9日 17:25 ]

<神・広>スタメンを外れたマートンは好投の能見(右)をベンチ前で出迎える

セ・リーグ 阪神5―4広島

(8月9日 京セラD)
 阪神は9日、京セラドームで広島と対戦し、阪神が5―4で広島を辛くも振り切った。阪神は連勝。首位巨人が敗れたため、0・5差に迫った。

 2回、阪神はゴメスが死球、新井貴が中前打などで1死一、三塁おし、伊藤隼が左犠飛を放ち先制。4回には先頭の鳥谷が四球で出塁し、ゴメスが右越二塁打を放った無死二、三塁で新井貴が右犠飛を放って2点目。さらに福留が右前打などで2死一、三塁とし、清水、能見が連続タイムリーを放ち4―0と突き放した。5回にもゴメスがタイムリーを放ち加点した。

 この日はマートンが下半身の張りで先発を外れたため、左翼には今成が入り、新井が三塁に入った。マートンは、試合前の練習には参加、試合でもベンチに入っていた。

 先発能見は7回5安打1失点で、5月24日のソフトバンク戦以来2カ月半ぶり、9試合ぶりとなる6勝目(10敗)を挙げ、自身の連敗を6で止めた。最後は呉昇桓が締め27セーブ目。

 6回まで能見に封じられていた広島は7回、2死一塁で会沢が中前タイムリー。8回には代わった安藤を攻め小窪、菊池の安打に丸は右中間三塁打と3連打で2点差。さらに1死三塁で梵の二ゴロの間にもう一人還って1点差としたが、あと一歩及ばなかった。

 大瀬良は6月21日の日本ハム戦以来6戦勝ちがなく6敗目(6勝)。広島は連敗で、4位中日に1差に迫られた。

 ▽鳥谷(阪神)通算1500試合出場 9日の広島15回戦(京セラ)で達成。プロ野球183人目。初出場は04年4月2日の巨人戦。

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