中日 山井7回1失点で8勝目 巨人戦は1年ぶり白星

[ 2014年8月9日 16:57 ]

<巨・中>中日先発の山井

セ・リーグ 中日4―1巨人

(8月9日 東京D)
 中日は先発の山井が7回を5安打1失点、7奪三振と好投、セ・リーグ首位の巨人を4―1で下し、連敗を2で止めた。山井は6月28日の阪神戦(甲子園)以来の今季8勝目(2敗)で、巨人戦では昨年8月18日以来の白星。

 山井は初回2死から坂本、阿部に連打を許し、二、三塁のピンチを招いたが、村田を三ゴロに仕留めて無失点で切り抜けると、2回以降は5回まで1人の走者を許さない力投。6回にも1死から長野、橋本に連打され、二、三塁のピンチを招いたが、坂本を空振り三振、阿部を投ゴロに打ち取り、ここも無失点。山井は7回に1点を失ったものの、8回を又吉、9回を福谷の継投で逃げ切った。

 打線は2回1死から平田が四球で出塁。エルナンデス、藤井の連打で満塁とし、谷繁の中犠飛で1点を先制。6回には平田が2試合連続となる7号2ランを左越えに放ち、9回には高橋周が右中間へ3号ソロと、一発で貴重な追加点を挙げた。

 巨人は先発の内海が6回を7安打3失点。走者を出しながらも粘り強い投球で2回の1点に抑えていたが、6回、平田に手痛い一発を浴びた。打線も7回に2死二塁から小林の適時二塁打で1点を返しただけだった。

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