中日・和田 42歳最年長月間MVPも表情険し 骨折で今季絶望的

[ 2014年8月9日 05:30 ]

野手で最年長となる月間MVPを受賞し会見する中日・和田

 セ、パ両リーグは8日、7月の月間最優秀選手(月間MVP)を発表し、セは阪神・岩田稔投手(30)と中日・和田一浩外野手(42)、パはソフトバンク・五十嵐亮太投手(35)と内川聖一外野手(32)が選ばれた。中日・和田の42歳1カ月での受賞は野手では1989年5月の門田(オリックス)の41歳3カ月を抜き、両リーグを通じて最年長となった。ソフトバンク・五十嵐は通算19人目の両リーグ受賞者となった。

 心からは喜べなかった。野手では最年長受賞となった中日・和田は「(選手)寿命が延びているので、この先更新する選手は出てくると思う」と話した。7月は打率・397で「取り組んできたこと、打ちたいフォームがしっくりきていた」と振り返ったが、今月6日の広島戦(ナゴヤドーム)で死球を受け、右手首を骨折。通算2000安打まで残り15本としながら今季中の復帰は絶望的で、「今からどうすることもできない。一日でも早く戻れる方法を探す」と厳しい表情だった。

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2014年8月9日のニュース