スランプの主砲エルドに復活の兆し 15打席ぶり安打出て2打点

[ 2014年8月7日 21:42 ]

<中・広>7回無死一、二塁、エルドレッドは左線適時二塁打を放つ

セ・リーグ 広島6―2中日

(8月7日 ナゴヤD)
 ここ5試合で22打数1安打1打点、打率・045と不振にあえいでいた広島のエルドレッドが犠飛と適時二塁打で2打点。スランプに陥って4番に復活の兆しが見えた。

 本塁打、打点でリーグトップに立つものの、ただ安打が出ないだけでなくここ5試合で11三振とバットに当たりさえしない深刻な状態。野村監督は5打数無安打3三振に終わった6日の試合後には「休ませたり、気分転換が必要だということは頭の中にある」と休養の選択肢も示唆していたが、7日の試合も4番でスタメン出場した。

 すると第1打席こそ空振り三振に倒れたものの、1死一、三塁で迎えた第2打席は中犠飛。7回無死一、二塁の場面では左翼線へ適時二塁打を放ち、15打席ぶりの安打となった。

 それでも持ち味の本塁打は7月26日の阪神戦で33号を放って以来10試合不発。混戦のセ・リーグで上位に抜け出すためには、主砲の豪快な一発が不可欠となってくる。

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2014年8月7日のニュース