盛岡大付・松本 強打線相手も闘志メラッ「気持ちが入る」

[ 2014年8月7日 05:30 ]

抽選会に臨む盛岡大付・松本(前列左)

第96回全国高校野球選手権大会組み合わせ抽選会

 盛岡大付の松本が、チーム打率.421を誇る東海大相模の強打線に挑む。最初は「うれしくない」と複雑な表情を浮かべたが、神奈川出身の150キロ右腕はすぐに「相手が強いと気持ちが入る。自分の地元のチームと当たるので、しっかりやりたいです」と闘志を燃やした。

 岩手大会では42回を投げ42奪三振。7月24日の決勝以来、ブルペンに入っていないが、好調は保っている。それだけに「点は取られても最少失点でいければ。最終的に1点多く勝っていればいい。一日でも長く(甲子園で)試合をしたい」と粘りの投球を誓った。

 松本は4番打者としても高校通算54本塁打。東海大相模の「140キロカルテット」との勝負には「三振を取れる投手もいるので対応したい」と攻略に意欲を見せた。投打でチームをけん引し、8度目の出場で夏初勝利に導く。

続きを表示

2014年8月7日のニュース