楽天「末期症状」9回一挙6失点で松井裕の先発1勝消した

[ 2014年8月7日 05:30 ]

<ロ・楽>まさかの5点差サヨナラ負けにベンチを出る松井裕

パ・リーグ 楽天7-8ロッテ

(8月6日 QVC)
 ありえない敗戦にブチ切れた。9回の5点リードを守れず逆転サヨナラ負け。楽天・星野監督は最初こそ「末期的な症状。監督人生でも珍しい。5点あって勝てないんだからな」と苦笑しながら冷静に話していたがバスに乗る直前、撮影を続けていたカメラマンに対し「俺を怒らせるためにやってるのか?」と詰め寄り、左手でカメラをはたいた。

 星野監督にとっては、6回途中2失点だったドラフト1位の松井裕の先発初勝利となる2勝目が消えたことも悔しかった。5回1/3を5安打2失点で7奪三振も6四死球を与えた左腕は「強風で制球が定まらず無駄な四球を出してしまった。次は迷惑をかけないように投げたい」と話した。

高卒新人の粘りの投球を無駄にして4連敗で借金は19。昨季の日本一チームが浮上の兆しさえつかめずに苦しんでいる。

 ▼楽天・則本(不調で先発枠を外れ、今季初の中継ぎ登板。7回から2回1安打無失点)短いイニングなので力を入れた。

 ▼楽天・エバンス(来日2試合目で初安打を含む2安打1打点)チームメートも喜んでくれてうれしい。

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2014年8月7日のニュース