吉田一2失点で5勝目 それでも「回を投げ切らないのは悔しい」

[ 2014年8月6日 17:19 ]

5回1/3を4安打2失点にまとめ今季5勝目をマークしたオリックス先発の吉田一

パ・リーグ オリックス5―2日本ハム

(8月6日 帯広の森)
 オリックスのドラフト1位ルーキー、吉田一将(24=JR東日本)が敵地で行われた日本ハム戦で先発登板し、5回1/3で63球を投げ、4安打2失点で今季5勝目(1敗)をマークした。

 5回まで散発2安打に抑え、無失点。4―0で迎えた6回、先頭打者の代打・北に右越えソロ本塁打を浴び、さらに1死から2番・中島卓に左前打されたところで降板し、マウンドを2番手・比嘉に譲ったが、無四球の安定した投球内容だった。

 前回、日本ハム戦に登板した7月23日(京セラ)には8回1安打無失点で11奪三振の快投。この日は1奪三振にとどまったが、「全体的に低めに集まって、打たせて取ることができた」とし、帯広でのマウンドを「涼しくて投げやすかった」と振り返った。

 ただ、降板のシーンはやはり悔いが残るようで、「回を投げ切らないのは悔しいので、次に生かしていきたい」と唇をかみしめ、次回登板に課題を口にした。

 

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2014年8月6日のニュース