中田、2打席連発で一気に通算100本塁打達成!帯広では5年連続7本目

[ 2014年8月5日 15:16 ]

<日・オ>6回、同点ソロを放った中田

パ・リーグ 日本ハム3―4オリックス

(8月5日 帯広の森)
 日本ハムの中田翔外野手(25)が5日、帯広の森野球場で行われたオリックス戦で3回と6回に2打席連続本塁打を放ち、プロ野球272人目となる通算100本塁打を達成した。

 「4番・左翼」で先発した中田は、1―0で迎えた3回、2死走者なしから左越えへ20号ソロ本塁打を放ち、通算99本塁打とすると、2―3と逆転されて迎えた6回には、先頭打者として打席に入り、2番手・岸田から今度は中越えに21号同点ソロアーチ。帯広では5年連続の6、7本目となる本塁打で、抜群の相性の良さを見せつけた。

 相性のいい球場で3年連続となる20本塁打をマークした中田は、「特に意識はしていませんでしたが帯広のファンの前ではめったにプレーができないだけに良かったです」とコメント。

 気をよくした直後の4回の守りでは、2死走者なしの場面で5番・T―岡田が打ち上げた本塁打性の大飛球を左翼フェンスにぶつかりながら好捕。「1点でも多く取って1点でも少なく守らないと」とコメントした後で、逆転を許したが、自らのバットで同点に追いつき、部門トップを走る打点も71まで伸ばした。

 2打席連続で一気に通算100号に到達したことについては「完ぺきではなかったんだけど、この球場だし入るとは思った。リーチをかけた次の打席ですぐ打てて良かった。節目の一本はどうしても北海道で打ちたいと思っていたしね」と納得の表情だった。

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2014年8月5日のニュース