健大高崎の57発男 2年連続群馬県勢全国制覇誓う

[ 2014年8月5日 05:30 ]

長い棒を使ってアップを行う脇本(左)ら健大高崎ナイン

甲子園練習

(8月4日)
 高校通算57本塁打を誇る健大高崎(群馬)のスラッガー・脇本が前橋育英に次ぐ2年連続の群馬県勢全国制覇を誓った。「(周囲の)2年連続の期待は大きいと思う。それに応えたい」

 練習ではフリー打撃に臨み、ノーステップで防球ネットの隅々にライナー性の打球を連発。持ち前の鋭いスイングを見せつけた。甲子園入り前には強力な後押しもあった。群馬大会決勝後、幼なじみでもある前橋育英のエース高橋光成(こうな)から「おめでとう、甲子園でも頑張れ」とメールが来たという。同大会3回戦では逆転打を放って打ち負かしたライバルからのエールに「自分のプレーをする」と意気込んだ。

 聖地では、自らの本塁打数更新にも期待がかかる。「甘い球がくれば打ちにいく」とどこまでも前向きな姿勢だった。

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2014年8月5日のニュース