慶大指揮の高多氏 “お馴染み”全力疾走は強要せず

[ 2014年8月2日 13:58 ]

 東京六大学野球リーグの慶大は2日、OBで土佐高(高知)前監督の高多倫正氏(60)が、助監督として秋季リーグ戦の指揮を代行することを発表した。任期は11月末までの4カ月間。4月28日に内臓疾患の手術をし、現在リハビリ中の竹内秀夫監督は、引き続き療養に務める。

 高多氏は竹内監督と同期の外野手で、現役時代は主将も務めた。住友金属を退職後、03年には母校の土佐高野球部監督に就任。甲子園出場はなかった。

 慶大は春季リーグ戦で優勝しているだけに「今までやってきたことを特段変更することはないと思う。今、持っているものをバランス良く伸ばしていきたい」と抱負を述べた。

 また、土佐高は試合の合間にも全力疾走することで有名だが「必要なときにやればいい」と慶大では選手の自主性に任せる考えを明かした。

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2014年8月2日のニュース