デスパイネ お目覚め来日1号!豪快5階席にぶち込むも空砲

[ 2014年8月2日 05:30 ]

<オ・ロ>2回1死、左中間越えに来日1号ソロを放ったデスパイネ

パ・リーグ ロッテ2―6オリックス

(8月1日 京セラD)
 来日4試合目。第1打席で飛び出したロッテ・デスパイネの第1号は、両リーグハーラートップの西からだった。

 1ストライクからの2球目。甘く入った131キロのスライダーを完璧に捉えた。ピンポン球のように舞い上がった打球は、左中間最上階の5階席最前列へ。「打った瞬間、いったと思った。1本出たことで、試合中はいい感じだったよ」。驚異の一発も本人は表情を変えることなく、ダイヤモンドを一周した。

 デビュー戦となった7月29日の日本ハム戦(QVCマリン)は第1打席で来日初安打となる三塁打。しかし、その後の2試合は「4番・DH」で起用されながら8打数無安打。打率は・083で、周囲には「打てないことが本当に悔しい」と漏らしていた。

 プレッシャーを軽減するために、この試合から打順は7番に変更。スタメンで左翼の守備にも就き「守備からリズムがつくれる」と歓迎した。待望の一発も空砲に終わって、デスパイネの合流後は4連敗。「本塁打を打ってもチームが勝たなければ意味がない。早く勝ちたいね」と最後まで表情は険しかった。

 ▼ロッテ・伊東監督 デスパイネが一発を打ってくれたね。だいぶ日本の投手にも慣れてきたようだ。

 ▼ロッテ・藤岡(6回2/3を8安打6失点で6敗目)2本の本塁打は失投。もったいない。

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