西武・森 デビュー2打席連続安打 高卒新人29年ぶり

[ 2014年8月1日 05:30 ]

<オ・西>8回無死、代打・森は中堅へ二塁打を放つ

パ・リーグ 西武2-1オリックス

(7月31日 京セラD)
 モリモリ打つ。1―0の8回。先頭で代打起用された西武のドラフト1位・森が、初球のフォークボールを振り抜き中堅へ二塁打。得点にはつながらなかったが「あの点差だったのでなんとか塁に出たかった。全力で走って(中堅手が)後逸したので、二塁へいけると思った」と振り返った。

 前日はプロ初打席初安打。この日は京セラドームに観戦に訪れた両親の前で、高卒新人では85年の湯上谷(ダイエー)以来、29年ぶりにプロ初打席から2打席連続安打を記録した。田辺監督代行に「チームで一番振れている」と言わしめた森。1日の楽天戦(コボスタ宮城)では、スタメンマスクをかぶる予定で「いつでもプレーできるように準備をしていきたい」。堂々とした態度に、底知れぬ期待感を漂わせた。

 ≪29年ぶり≫高卒ルーキーの森(西)が8回代打で二塁打。これで30日オリックス戦9回の右越え安打からデビュー2打席連続安打。高卒新人でプロ初打席から2打席連続安打をマークしたのは85年8月21日阪急戦で湯上谷(南海)が右安打、左安打と放って以来29年ぶり。ドラフト制後のチームでは86年清原がデビューから四球、左本塁打、左安打、右越え二塁打と3打数連続安打を記録しているが、1、2打席連続は森が初。

 ▼西武・メヒア(5回に先制の16号ソロ)勝利のために、と思って打席に入った。

 ▼西武・中村(9回に17号ソロ)1―0よりは、2―0にした方がいいでしょう。

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2014年8月1日のニュース