鳥谷 V打で歳内にプロ初勝利贈った

[ 2014年7月31日 05:30 ]

<神・ヤ>4回2死二、三塁、鳥谷は中前に勝ち越しの2点適時打を放つ

セ・リーグ 阪神5-4ヤクルト

(7月30日 甲子園)
 頼れるキャプテンが、決勝タイムリーをかっ飛ばした。4回、今成の適時二塁打で3―3に追いつき、なおも2死二、三塁の好機。阪神・鳥谷が勝負強さを見せつけた。

 「真っすぐ待ちで対応していた。追い込まれていたので、球種というよりゾーンですね」。2ボール2ストライクから、石山が投じたフォークをコンパクトなスイングでとらえた。中前で弾む勝ち越しの2点適時打。この一打で、歳内にプロ初勝利をプレゼントした。

 「歳内のピッチングで流れが来そうなところだったのでね。いい形で点が取れて良かった」。後輩右腕の好投を称えるあたりが、リーダーたるゆえんか。初回1死一塁では中前打を放ち、続くゴメスの適時打を呼んだ。1、4回の得点シーンにいずれも絡み、連敗ストップに貢献した。

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