大谷 日本最速162キロマーク!衝撃の23球も「自分はまだまだ」

[ 2014年7月19日 19:16 ]

<全セ・全パ>全パで先発し、日本球界最速となる162キロをマークした日本ハムの大谷

マツダオールスターゲーム2014第2戦 全パ―全セ

(7月19日 甲子園)
 先発した日本ハムの大谷が、衝撃の23球を披露した。笑顔でマウンドに上がると、先頭の鳥谷(阪神)への第1球であっさりと自己最速の161キロをマーク。球場内が騒然とする中、2球目にクルーン(巨人)に並ぶプロ野球最速となる162キロを記録してみせた。

 ブルペンでは本調子ではなく「(記録は)出るかな?」と思っていたというが、「真ん中を狙う」ことを心掛けて結果を出し「何とか出てよかった」と表情を崩した。

 それでも、鳥谷、3番・バレンティン(ヤクルト)に直球を狙い打ちされ、1死一、二塁とすると、続く・マートン(阪神)にも157キロを右前にはじき返され失点した。試合前には、全セ先発の藤浪(阪神)と「0点で抑えたいね」と話していたが互いに誓いを果たせなかっただけに、大谷は「自分はまだまだ」と反省した。 
 
 打者5人、全23球のうち160キロ超えは12球。中2日で臨むため1イニング限定のマウンドだったが、その存在感は圧倒的。「この経験をシーズンでも生かしたい。もっと高めていければ」。20歳の大谷とって、さらに1段階上がる舞台となった。

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