75年球宴の赤ヘル旋風 山本浩&衣笠アベック連発

[ 2014年7月19日 05:30 ]

マツダオールスターゲーム2014第1戦 全セ7―0全パ

(7月18日 西武D)
 ◆球宴の赤ヘル旋風 75年の第1戦(甲子園)で全セは初回、広島の山本浩、衣笠のアベック弾などで4点を先制。山本浩は2回に衣笠も3回に本塁打を放って赤ヘルの主軸2人で2打席連続アベック弾という離れ業を演じた。投げても、先発・江夏(阪神)から広島の外木場がつなぎ、安仁屋(阪神)で締めるリレーで全パの強力打線を完封。全セは巨人・長嶋監督が三塁コーチャーを務め8―0で快勝した。MVPは5打点の山本浩。前半戦で首位・阪神に1・5ゲーム差の3位だった広島は後半戦で球宴の勢いそのままに阪神と中日を抜き去り初のリーグ優勝を飾った。

 ▼山本浩二氏 あの時はガムシャラだったな。で  も球宴でのあのホームランが知らず知らずの自分の自信になった。原点になったのは間違いない。球宴から赤ヘル旋風が湧き起こって初優勝につながった。エルドレッドは右中間へのホームランと内容がいい。みんなが安打を放って赤ヘル旋風再びだな。後半戦に弾みがつくだろう。

 ▼衣笠祥雄氏 カープのユニホームが球宴でこんなに目立つのは初めてじゃないですか。原監督の配慮も働いてるんでしょうね。75年の甲子園を思い出します。翌日の新聞に初めて「赤ヘル軍団」と書かれ、ここからチームが乗っていったんです。

続きを表示

2014年7月19日のニュース