セ監督が前半戦総括 野村監督「救世主が1人でも2人でも」

[ 2014年7月17日 05:30 ]

 【セ・リーグ監督前半戦総括】

 ▼1位・巨人原監督 まだ安定期ではないが、よくこの数字で来ているなという感じ。球宴以降の戦い方が重要だが、陣容的にそろいつつあるのは明るい材料。後半戦はチームそのものが構築でき、強いチームになることだけを考えていく。

 ▼2位・阪神和田監督 交流戦明けから投打のバランスが取れてきた。西岡の長期離脱はあったが、上本が想像以上の数字を残してくれた。昨年は8月後半からの大失速があったので、ここからが本当の勝負になるだろう。

 ▼3位・広島野村監督 菊池と丸が成長したし、エルドレッドの存在なくして今の成績はない。ただ、投手陣に疲れが見える。まだ上を狙える位置にいるので、救世主が1人でも2人でも出てきてほしい。

 ▼4位・中日谷繁兼任監督 欲を言えばキリがないが5割を少し超えていたらいいなというのはあった。ただ、開幕当初よりはチームになりつつある。個人名は出したくないが去年1試合も投げていない浜田が4勝したのは収穫。

 ▼5位・DeNA中畑監督 交流戦前からいい流れできている。先発、中継ぎ、そして抑えの三上という勝ちパターンがつくれたのが大きい。グリエル(左脇腹痛)の状態も気になるが中継ぎ陣をもう一度整備して後半戦に臨みたい。

 ▼6位・ヤクルト小川監督 いろいろ反省はあるけれど、投手の防御率が悪かった。館山、小川の2人は柱になってくれると期待していたが、2人とも(ケガで)いなくなるとは。後半戦は小川に期待します。

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2014年7月17日のニュース