熊崎コミッショナー 米球宴視察 統一球持参で故障防止へ協力態勢

[ 2014年7月17日 05:30 ]

第85回オールスター戦 ア・リーグ5―3ナ・リーグ 

(7月15日 ミネアポリス)
 プロ野球の熊崎勝彦コミッショナー(72)がオールスター戦を視察し、投手の肘の故障の研究と防止のため、大リーグ機構(MLB)と協力していく考えを示した。

 14日にMLBのロブ・マンフレッド最高執行責任者(COO)と会談。大リーグではヤンキース・田中ら投手の肘の故障が多発しており、日本側にも意見を求めてきた。

 熊崎コミッショナーは、大リーグ公式球よりも滑りにくいとされるプロ野球の統一球を持参し、日本における状況を説明したという。「日本でも肘の故障はあるが、比較的少ないのでは。協力は惜しまないし、知識を共有していきたい」とした。前日には、ダルビッシュも大リーグ公式球の品質向上を訴えており「球が滑らなければいいだけの話。日本の物を作る技術は凄い」と指摘していた。

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2014年7月17日のニュース