脇谷が決めた!西武、延長12回サヨナラ勝ち ペーニャ不敗神話崩れる

[ 2014年7月11日 22:15 ]

<西・オ>12回無死満塁、サヨナラとなる右前適時打を放った脇谷(中央)に水を浴びせて祝福する西武ナイン

パ・リーグ 西武2―1オリックス

(7月11日 西武D)
 西武は1―1の延長12回、代打・脇谷の右前適時打でサヨナラ勝ちを納めた。森本の四球と中村の左中間を破る安打で無死一、三塁とし、メヒアが敬遠気味の四球で無死満塁に。脇谷が馬原の高めの直球を右前に打ち返して4時間を超える激闘に決着をつけた。

 西武打線は1、2回とオリックス先発の吉田一に無安打に抑えられていたが、3回1死、炭谷が1ストライクからのど真ん中の直球を振り抜き、左中間スタンドへ飛び込む3号ソロ本塁打で先制。9回に3番手の高橋がオリックス・ペーニャに同点ソロを浴びて追いつかれたが、延長12回に脇谷の劇的な一打で対オリックス戦3連勝を収めた。先発の岡本洋は7回3安打無失点と好投したが今季初勝利はならず。延長12回に登板し1回無失点の中郷が今季初勝利を挙げた。

 オリックスは1点を追う9回、先頭のペーニャが右翼ポール際へ21号ソロ本塁打を叩き込んで試合を振り出しに戻したが、延長12回に6番手の馬原が打たれた。4月2日の楽天戦から続いていたペーニャの本塁打の“不敗神話”は15試合で途切れた。先発の吉田一は6回2安打1失点、1四球5三振も、打線の援護に恵まれなかった。

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