楽天 デーブ2軍監督が1軍代行監督に 2日から指揮

[ 2014年7月2日 15:51 ]

<オ・楽>森脇監督(88)とメンバー表を交換する大久保監督代行(中央)

 楽天は2日、胸椎黄色じん帯骨化症などの手術を受け休養中の星野仙一監督(67)に代わり大久保博元2軍監督(47)が監督代行を務めることを発表した。2日のオリックス戦(京セラD)から指揮を執った。

 これまで監督代行を務めていた佐藤義則投手コーチ(59)は、1軍投手コーチに専念。酒井勉チーフ投手コーチ(51)が2軍監督代行を務める。

 安部井寛チーム統括本部長は監督代行を交代させた理由を「今のチーム状況でいまひとつ波に乗り切れていないのを盛り返したい」と説明した。

 楽天は、星野監督が5月26日から休養、6月17日には1軍の米村理外野守備走塁コーチ(55)と2軍の礒部公一外野守備走塁コーチ(40)を配置転換したが、6月の成績は7勝11敗と苦しんでおり、“大ナタ”で状況打開を図る。

 また、マツダオールスターゲーム2014も佐藤コーチが星野監督に代わってパ・リーグの指揮を執ることが決まっていたが、これも一度白紙に戻し、12球団と調整をして3日に発表することになった。

 大久保監督代行は茨城県出身。水戸商から84年にドラフト1位で西武入団。92年5月にトレードで巨人移籍。翌93年にはチーム第59代の4番も務めた。95年に現役引退。通算成績は303試合で打率・249、41本塁打、100打点。08年西武で1軍打撃コーチに就任し日本一に貢献。12年から楽天1軍打撃コーチ、昨季から2軍監督をを務めている。

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