菅野打ったのに…広島投手陣踏ん張れず 中田が逆転被弾

[ 2014年7月2日 05:30 ]

<広・巨>8回、1死一、二塁、中田は坂本に左中間逆転3点本塁打を浴びる

セ・リーグ 広島7-8巨人

(7月1日 マツダ)
 難攻不落の巨人・菅野を攻略したが、広島は勝ちパターンの中田が1点リードの8回につかまった。大事な直接対決の初戦は逆転負け。1死一、二塁から坂本に逆転3ランを浴びた右腕は「直球勝負にいったけど、真ん中に入ってしまった。失投です」と唇をかんだ。

 野村監督は「野手陣は本当に強くなってきているなと感じる」と粘り強い攻撃に手応えをつかんでいるだけに、投手陣のふがいなさが目についた。

 先発の大瀬良も打線の援護を受けながら6回で10安打を浴びて5失点。この日の2本を含めて13被弾はリーグで2番目に多い。開幕直後の勢いは消え、プロの壁にぶつかっている。指揮官は「(中田)廉というよりも、投手陣は守ることだけを考えている気がする。もう少し工夫していかないと」と厳しい言葉を並べた。

 ▼広島・丸(7回に菅野から一時同点となる10号2ラン)結果的に負けたけれど、こういうふうに攻略していければいい。

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2014年7月2日のニュース