大谷 打球直撃も気合の7勝目「試合の中で修正できた」

[ 2014年6月25日 21:54 ]

<D・日>7回2死、DeNA・金城を三振に斬り、吠える日本ハム先発・大谷

交流戦 日本ハム4―2DeNA

(6月25日 横浜)
 日本ハムの大谷が7回4安打2失点でチーム単独トップの7勝目をマーク。日本ハムの連敗を2で止め、敗れれば8年ぶり3度目となる交流戦負け越しと、借金生活突入を食い止め、チームに貯金1をもたらした。

 大谷自身も5連勝で昨季の3勝も合わせて通算10勝目をマーク。「ブルペンは調子良くなかったんですが、試合の中で自分なりに修正できたのが良かった」と笑顔も見せた。

 3回には金城の打球を左手首に受けるアクシデントに見舞われたが、テーピングをして続投。6回には3安打を集められて2点を失ったものの、2死三塁の場面でバルディリスに、自己最速タイの球速160キロの直球を投げ、二ゴロに打ち取った。4戦連続の160キロ。これまでは、序盤に記録していたが中盤で記録。7回は圧巻の3者連続三振で締め吠える姿も見られた。

 ここ2試合は右ふくらはぎがつるアクシデントもあったが、この日は気にするそぶりは見せず。「踏ん張らなきゃいけないところで、踏ん張れないこともあったけれど、打たれた後に最少失点でいけたのは良かった」と語り「後半戦もまだまだあるので、頑張りたい」と気合を込めていた。

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