中村GM、建山獲得認めた「合意に達する努力はしている」

[ 2014年6月23日 05:30 ]

前ヤンキース傘下3Aスクラントンの建山

 スポニチ本紙既報通り、阪神が前ヤンキース傘下3Aスクラントンの建山義紀投手(38)と入団交渉を進めていることが22日、明らかになった。中村勝広ゼネラルマネジャー(GM=65)がこの日、「どれくらい(獲得まで時間が)かかるか分からないが、合意に達する努力はしている」と認めた。

 シーズン半ばにさしかかるタイミングで、懸案材料である投手陣の補強を企図した。今季は開幕から先発、中継ぎ投手の駒不足に陥り、球団はトレードを画策するとともに、5月に木戸、嶌村両GM補佐を渡米させるなど水面下で日本人有力投手の獲得調査を進めた。中村GMは「シーズン当初から中継ぎ陣が大変な状況だった。それをカバーできないかということで白羽の矢が立った。経験豊富で、ああいうタイプは少ない」と獲得に動いた経緯を説明した。

 交渉状況については、同GMは「順調という表現が、いいのかは分からない」と明言しなかったが、すでに契約合意間近で、近日中にも正式発表となる見通しだ。日本通算438試合登板、35勝と経験豊富なベテラン右腕が、間もなく猛虎のブルペンに加わる。

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2014年6月23日のニュース