マー君が慈善活動参加 母介護の高校生を激励「本当に素晴らしい」

[ 2014年6月21日 08:31 ]

 米大リーグ、ヤンキースの田中将大投手が20日、球団の慈善活動「ホープ(希望)ウイーク」でニュージャージー州の高校を訪問し、病の母を介護しながら高校を卒業したクウェイ・ジェファーソンさんを激励した。

 田中は「結果として元気になってくださる方がいれば、すごくうれしい。選手も元気をもらえる」と笑顔だった。田中ら選手の登場を知らされていなかった18歳のクウェイさんは「何が起こったのか分からないくらい。感謝したい」と興奮気味に話した。

 クウェイさんは6歳のときに母のバイダさんが自己免疫疾患と診断されて以来、家事や介護をしながら高校を卒業。アメリカンフットボールや学業で優秀な成績を残し、大学進学が決まっている。田中は「小さいころから家庭とお母さんを支え、フットボールもやって。誰でもできることではない。本当に素晴らしい青年」と感心していた。(共同)

続きを表示

2014年6月21日のニュース