亜大 山崎で12年ぶりVだ 全日本大学野球10日開幕

[ 2014年6月10日 05:30 ]

開会式で引き締まった表情の亜大・山崎(左から2人目)

 第63回全日本大学野球選手権が10日、神宮球場と東京ドームの2会場で開幕する。9日は東京・日本青年館で開会式が行われ、出場26校の選手らが参加した。02年以来12年ぶりの全国制覇を目指す亜大は2回戦から登場し、エース山崎康晃投手(4年)が、11日の初戦の先発に決定。準優勝に終わった昨年のリベンジを誓った。

 今秋ドラフト候補の亜大のエース山崎が全力投球で雪辱を期す。今春は制球を優先し、速球で押すスタイルを封印。だが、一発勝負のトーナメントとあり「後先考えずに全力でいきたい。どこ(の場面)でもいく」と本来のプレースタイルで臨む意向を明かした。既に11日の初戦先発を山崎に通達した生田勉監督は「今までで一番良い。自信を持って送り出せる」と期待。昨年の全日本大学選手権決勝・上武大戦では先発したものの6回途中4失点で敗戦投手となった。それだけに「今年は1戦ごとに成長してチームをしっかり引っ張る」と頂点を見据えた。

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2014年6月10日のニュース